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はやし浩司
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●毎週・月・水・金発行 ●はやし浩司のメイン・サイトは、はやし浩司より

最前線の育児論                  

【1】(子育てのこと)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【年長児(5歳児)のはじめてのレッスン】

●笑えば伸びる……BW教室byはやし浩司

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はじめてのレッスンということで、
今回は、「声を出す」をテーマに
学習を進めました。

最初は小さな声しか出なかった子どもでも、
終わるころには、ゲラゲラと笑い、
声を出すようになりました。

「笑う」ということには、不思議な力が
あります。
子どもの心を開放させます。
安易に「治る」という言葉を使うことは、
私の世界ではできませんが、しかし
軽い情緒的な問題であれば、それで治って
しまいます。
そんな力もあります。

たとえば2年間、幼稚園では一言も話さなかった
子どもが、この3月、私の教室へ数回来ただけで、
話すようになりました。

「笑えば伸びる」……これが私の持論です。
もちろん前向きな学習態度も、それで養われます。

幼児教育は、本当に楽しいですよ。
奥が深いですよ。

++++++++++++++++++++

(1)



(2)



(3)



(4)




Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司


【2】(特集)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

【私たちの日本】(震災から1か月)

●異変

 1週間前も、そうだった。
昨日も、そうだった。
浜松駅まで友人を迎えに行った。
そのときのこと。
外人(白人)は、ほとんどいなかった。
10分ほど、改札口の前に立っていた。
しかし見たのは、明らかに南米からの人たちだけ。
それもほんの数人だけ。

 それを友人(オーストラリア人・男性)に話すと、彼はこう言った。
「(東京の)ホテルでも、白人は、ぼく1人だけだった。あとは日本人と中国人
だけだった」と。

●50%減

 報道によると、この3月期、日本への外人旅行客は、50%も減ったという。
3月11日に震災が起きている。
減ったのは11日以後ということになる。
つまり後半の3分の2だけで、「50%」も減ったことになる。
それで計算すると、3月11日以後、いつもの25%、つまり75%も減ったことになる。

1x1/3+1x2/3xX=0・5
X=0・25
1−0.25=0.75

が、この数字とて、日本全体の数字。
関東もしくは、東北地方となると、さらに大きくなるはず。

 私がシンガポールで乗った飛行機も、そうだった。
シンガポール航空とANAの2便を合わせても、乗客はがらがら(4月6日)。
(ANAは運行をキャンセル。
カウンターで理由を聞くと、飛行機の故障と言った。
が、もしそうなら、日本でニュースになったはず。)
その飛行機でも、外人(白人)は、ななめ前の席の1人だけだった。

●不気味

 こうした心理は、自分のこととして考えてみると、よくわかる。
私も東京、もしくは東京以北へは、行きたくない。
いくら安全とわかっていても、行きたくない。
それなりの必然性や緊急性があれば、行くかもしれない。
しかし旅行では、行きたくない。
理由は、言わずと知れた、放射能。

 が、この浜松とて安全(?)というわけではない。
外国から見れば、福島も東京も、そしてこの浜松も同じ。
いくら私が「浜松は安全」と言っても、外国の人たちはそうは思わないだろう。
現に沖縄への海外旅行者も激減しているという。
つまり放射能というのは、そういうもの。
見えない相手だけに、不気味。

●日本の将来

 日本を論ずるといっても、これでは論じようがない。
屋根の雨漏りをあちこち直していたら、そこへ台風がやってきた。
屋根ごと、家がどこかへ吹き飛んでしまった。
今は、そういう状態。

 たとえば私は長い間、「日韓経済戦争」というタイトルで、原稿を書いてきた。
10年ほど前には、「このままでは日本は韓国に負けてしまう」と書いてきた。
が、ここ数年は、その勢いもトーン・ダウン。
書く回数も、減った。

 そこへもってきて、今回の大震災。
言うなれば、戦争どころではない。
まず態勢の立て直し。
それが先決。
経済戦争は、その後。

●未来

 が、暗い話ばかりではない。
日本の底力は、健在。
おとといの夜も、こんなニュースが報道されていた。
超大型の発電所用タービンを、どこかの火力発電所に移送したという。
歩道橋の高さほどもある、超大型タービンである。
交差点まで来ると、いちいち信号を折りたたんで、それを通過させていた。
原子力発電所がだめなら、火力発電所、というわけである。

 そういうタービンを造る能力まで、消えたわけではない。
私はそれを見て、うれしかった。
改めて日本を見直した。
「日本って、すごい国だなあ」と。

●日韓経済戦争

 ともかくも今は、原発事故を収束させること。
長引けば長引くほど、日本経済に、深刻な後遺症を残す。
今はまだよい。
観光客の減少程度の被害ですんでいる。
しかしすでに「日本製のモノ」についても、輸入制限をかける動きまで出てきた。
「日本製は放射能を帯びているから、あぶない」と。
その先頭に立って、おかしな宣伝をしているのが韓国※。

 その深刻さに比べたら、今は、政権がどうのこうのと言っている場合ではない。
政権の責任問題を追及している場合ではない。
あの小沢氏まで、内閣不信任案に同調するという。
バカげている。
実にバカげている。
わかりやすく言えば、今は足の引っ張り合いをしている場合ではない。
今は国民が一致団結して、原発事故に取り組むべきときである。

つまり管総理大臣では、どうしていけないのか。
いろいろ問題はあるだろうが、それは原発事故が収束してからでよい。
東京電力にしても、その責任を追及するのは、収束してからでよい。
もっと大きな津波がそこまで来ているのに、夫婦げんかをしているバカが、どこにいる?

●想定外

 「想定外」という言葉がある。
その言葉をあえて使わせてもらう。

 この先も、さらにいくつかの「想定外」がつづくと考えたほうがよい。
別の大地震、別の大津波……。
東南海大地震に富士山の爆発。
原発事故についても、原子炉が爆発することも考えられる。

 日本の地震帯は活動期に入った。
その対策はできているのか。
……というか、私たち国民も、「国が……」「国が……」と言うのをやめよう。
自分で考え、自分で判断し、自分で行動する。
「国」にグチを言ったところで、どうにもならない。

今まで、中古の原子力発電所を、野放しにしてきたのは、ほかならぬ私たち自身。
あの東京電力にしても、(ほかの電力会社もそうらしいが)、官僚の天下り先に
なっていた。
それを許してきたのは、ほかならぬ私たち自身。

 つまりそういう政治を許してきたのは、私たち自身。
そういう私たちが、どうして今、「国が……」「国が……」と言うことができるのか。
言い換えると、政治的盲目性と国民的依存性は、表裏の関係にある。
平たく言えば、使い放題電力を使ってきた私たちが、どうして東京電力を責めることが
できるのか、ということ。
ささいな停電があっただけで、日本人は大騒ぎする。
今回の原発事故も、その延長線上にある。

……というふうに、考えられなくもない。

●新相馬節

 実は昨夜遅く、友人と、山荘へやってきた。
オーストラリアの広い平原が、日本人の私たちにはたまらなく魅力的に見える。
同じようにオーストラリア人には、山々に囲まれた深い緑が、たまらなく魅力的に
見えるらしい。
 
 その友人は、日本へ来るたびに、この山荘へ来たがる。
その山荘へ来るときのこと。
たまたま私は日本の民謡を、車の中で聞かせてやった。

 最初に私の故郷の、「かわさき」(郡上踊り)。
つづいて……ということで、東北地方の民謡となった。

 「新相馬節」……。
それを聞いていたら、涙がポロポロとこぼれてきた。
日本の民謡を聞いて、涙をこぼしたのは、私にとっては生まれてはじめてのことだった。

●チェルノブイリの250倍

 多少の土壌汚染や海洋汚染は、この際、やむをえない。
友人もこう言った。
「There's no alternative.(ほかに選択肢がない)」と。

今は、ともかくも原発事故を収束させること。
前にも書いたが、1機でも原子炉が爆発したら、万事休す。
打つ手は、もうない。
人が近づくことすらできない。
原子炉はつぎつぎと爆発し、計算上では、チェルノブイリの25倍の放射能が
飛び散ることになる。
この先、夏にかけて風向きが変わったら、東京は6時間後、この浜松でも、数か月後には、
人が住めなくなるという(アメリカ軍)。

 観光客の減少どころの問題ではない。
 
●非現実的な日常

 が、不思議なことに、本当に不思議なことに、ごくふつうの日常が、つづいている。
この非現実的な日常を、どう理解したらよいのか。
みながみな、心のどこかで言いようのない重苦しさを感じている。
会って話しても、「どうなるのでしょう?」と言うだけ。
それをたがいに繰り返すだけ。
その先の会話につながっていかない。

 私もそうだ。
できることといえば、ともかくもそこにある「現実」の中で生きていく。
友と食事をする。
車であちこちを回る。

 4月からの仕事は、今のところ順調。
去年と、何も変わらない。
健康はどうか?
ふと自分に問いかける。

こまかい故障は、あちこちにあるが、大きな問題はない。
今年度も、何とか、やっていけそう……。

●全精力を

 オーストラリアの友人と、別の友人の農場を訪問した。
元公務員。
退職後、農地を購入。
現在は、農業を経営している。
有機栽培で、いろいろなものを作っている。
その友人も、こう言った。

「国が・・・国が・・・というのは、おかしい」と。
地震にせよ、津波にせよ、それは「国」の責任ではない。
一方、政府も、「国が何とかする」とか、「責任を取る」とか、そういう言葉を
安易に使わないほうがよい。
へたに使うから、話がおかしくなる。

 が、原発事故は、別。
今、「国」にすべきことがあるとしたら、原発事故処理に全精力を傾注すること。
深刻さということを考えるなら、地震や津波のそれを、はるかに超える。

●別の想定外

 大本営発表を信じているわけではない。
しかし今のところ、原発事故はおおむね小康状態を保っている。
いろいろな方策が立てられ、その方向に向かって進みつつある。

 が、心配なのは、先にも書いたように、また何か別の「想定外の」ことが起きること。
今日(4月16日)も、茨城県で大きな地震があった。
報道によれば、今回の大地震の余震とは別の地震ということらしい。
つまりこの先、何が起こるかわからない。

 しかしこの私も、やっとショック状態から抜け出しつつある。
今、こうして以前のように、原稿が書けるようになったのも、それ。
どこかグチぽく、中身も暗いが、調子が戻ってきた。
今は、脳みその慣らし運転。
そんな感じがする。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

【付記・注※】韓国の過剰反応(東亜日報・4月17日)

++++++++++++++++++

それにしてもはげしいのが、韓国。
まさに過剰反応。
ときがときだけに、日本の現状を、
韓国は喜んでいる。
私には、そうとしか思えない。

東亜日報の記事をそのまま転載する。

++++++++++++++++++

++++++++++++++以下、東亞日報++++++++++++++++++


日本の福島原子力発電所(原発)事故で、放射性物質漏れが止まらない日本の農産物や工
産品の輸入を制限する国が増加している。


韓国食品医薬品安全庁(食薬庁)は14日、福島原発付近の13の都県で生産された輸入
食品に対して、放射線基準値を越えていないという日本政府の証明書の提出を求める方針
だ。

13都県は、ホウレンソウなど一部品目に対して輸入が制限された5県(福島、茨木、栃
木、群馬、千葉)と一部の食品で放射性物質が検出された8都県(宮城、山形、新潟、長
野、埼玉、神奈川、静岡県、東京都)だ。

証明対象の食品は、農林産物、加工食品、食品添加物、健康機能食品など、ほぼすべての
食品が含まれた。

日本政府は、13の都県の食品に対して検査する余力がない状況であり、韓国の措置は事
実上、輸入停止と同じ効力を持つ。

また、食薬庁は、来月1日から輸入される日本の食品から放射性ヨウ素やセシウムが少し
でも検出されれば、ストロンチウムやプルトニウムなど別の放射性物質に対する検査結果
も求める計画だ。

さらに、13地域以外で生産される食品に対しては、汚染地域で生産されていないことを
証明する生産地証明書の提出を求めることを決めた。

食薬庁は、離乳食のような乳児向けの食品に対する放射性ヨウ素の基準(1キログラムあ
たり100ベクレル)も新たに設けた。

米国、中国、ロシアなど28ヵ国は日本産の食品に対して、米国、中国など8ヵ国は日本
の工産品に対して輸入規制措置を取っていると、朝日新聞が報じた。

「メイド・イン・ジャパン」に対する忌避現象は、当初、農産物と加工食品に限定されて
いたが、最近、日本から輸入された中古自動車などから放射性物質が検出されたことから、
工産品まで輸入を規制する国が増えている。

一部国家は、自国に入ってくる日本の工産品に対する生産地証明書の提出を求めている。
日本国土交通省は、輸出用コンテナの放射線量を測定し、「問題ないレベル」という内容の
政府保証証明書を発行することを決めるなど、対策づくりに苦心している。

++++++++++++++以上、東亞日報++++++++++++++++++


●静岡県まで?

 この中で、この「静岡県」という名前があることに注目してほしい。
韓国は、とうとうこの「静岡県」まで、「危険県」に含めてしまった。
さらに工業製品まで!

「米国、中国、ロシアなど28ヵ国は日本産の食品に対して、米国、中国など8ヵ国は日
本の工産品に対して輸入規制措置を取っていると、朝日新聞が報じた」とある。
朝日新聞は、本当にそんなことを書いたのだろうか。
どうであるにせよ、今の日本は完全にノックアウトされたような状態。
つまりどう書かれても、何も言えない。
反論もできない。

 ただこれだけは、しっかりと胸に刻んでおこうではないか。
「韓国という国は、日本にとって、そういう国」と。


【3】(近ごろ、あれこれ)□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

●【今は、国家、危急存亡のとき】4月18日(月曜日)

国家の非常事態vs街頭の募金活動

++++++++++++++++++

今朝は、午前8時起き。
睡眠時間帯が、やっと平常に戻った。

起きてから、すぐ運動。
ウォーキングマシンにスイッチを入れる。
歩く。
走る。
20分も運動をしていると、もう朝食。
パンができあがった。

香ばしいにおい。
それにつられて、運動は中止。
パンをつまむ。
食べる。

+++++++++++++++++

●街頭の募金活動

 昨日(4月17日)、駅前を歩くと、いくつかの団体が募金活動をしていた。
小学生や中学生たちが、甲高い声を張り上げていた。
それぞれのグループがひとつの集団をつくり、それがズラリと並んでいた。
が、私はあえてそれを避けて、そうした人たちの背側を歩いた。
もちろん募金は、しなかった。
いつもなら、何も考えず、小銭を入れている私だが、今回はしなかった。
……できなかった。
どうしてだろう?
どうして募金をしなかったのだろう?
……できなかったのだろう?
 
 私の心がゆがんでいるため……?
私が偏屈なため……?

最初、私は、そう考えた。
しかし本音を言えば、自分の心の重さを、そういう形で、ごまかしたくなかった。
「そんな問題でもないのだがなあ」と。

気持ちはよく理解できる。
わかる。
が、今回は規模がちがう。
言うなれば、今は、国家の非常事態。
緊急事態。
今は、日本という「国」の、危急存亡のとき。

災害の規模も大きいが、その分だけ苦しみの規模も大きい。
募金程度のお金で、どうこうなるような問題ではない。
それに向かうべき、方向がちがう。
あえて言うなら、国家予算を組み直す。
地方交付税を、抜本的な部分から見直す。
そういう話なら、わかる。

 たとえば公務員給料の2割削減は当然。
それに並行して、公務員年金も2割削減。
無駄な道路工事を繰り返すお金があったら、それを削減する。
たとえば東北地方以外の公共事業を、すべて停止する。
それくらいの覚悟をもつ。

つまりそうところから出てきたお金を、東北地方の復旧資金に充てる。
そういう運動なら、私も迷わず署名しただろう。
募金が必要なら、募金もしただろう。

 事情も知らず、中学生や高校生が、(そう言えば、小学生もいた)、声を張り上げて、
「お願いします!」と。
それに明日は我が身。
原子炉が爆発……ということにでもなれば、この浜松市だってあぶない。

 ……が、今でも、自分がよく理解できない。
どうして募金しなかったのだろう?
かばんの中には、小銭があった。
1000円札もあった。
しかし、しなかった。

 そう言えば、あの「ありがとうございま〜す」という言葉が、癇(かん)に障った(?)。
だれかが募金すると、同じように甲高い声で、「ありがとうございま〜す」と。
が、どうして「ありがとうございま〜す」なのか。
だれがだれに対して、「ありがとう」なのか?
その声が大きければ大きいほど、募金をしない私が責められているようにも感じた。
だからよけいに意地になって……。

 私は募金しなかった。

 ……募金活動をする人たちの気持ちもよく理解できる。
いたたまれない気持ちで、それをしているのだろう。
私とて、今何か、自分の心をまぎらわす方法があれば、それをしたい。
この重苦しい心から解放されたい。
が、その方法が見つからないから、苦しんでいる。

 ……つまり私はまだ、あのショック状態から抜け出ていない。
心がゆがんでいる。
どうも、そういうことらしい。

(付記)

●日本は貧しくなる?

 民主党の岡田幹事長は、消費税の5%上乗せのほか、国債の増発、法人税の引き上げ
などを模索しているという(4月17日)。

 しかし今ここで、こんな増税をしたら、日本経済はさらに萎縮してしまう。
へたをすれば、国家経済が、破綻(債務超過)してしまう。
もし国債の買い手がみつからなかったら、そのとき政府はどうするつもりなのか。
そこに待っているのは、デフォルトだぞ!
国家破綻だぞ!

今回の震災がなくても、(あるいはその直前でも)、日本は薄氷を踏むような経済運営を
強いられていた。
いくら非常事態でも、これでは向かうべき方向性がちがう。
まず無駄な予算を削り、それで浮いた予算を、復旧資金に充てる。
大ナタを振るうべきところでは、思い切って大ナタを振るう。

 繰り返すが、今は、国家の非常事態。
産経新聞「日曜経済講座」も、こう書いている。

『……東日本大震災は1次的には自然災害で、2次的には無能なリーダーによる人的災害
なのだが、第3次も起きかけている。
政策災害である。

起因は福島原発対応と同じく、「非常事態」という認識の欠如である。
菅直人首相、谷垣禎一自民党総裁、日本経団連の首脳は、平時の感覚でしか復興政策を考
えないように思える。

産経新聞3月31日付朝刊によれば、L・サマーズ前米国家経済会議委員長は「日本は貧
しくなるでしょう」と言い放ったが、長年対日経済交渉に携わった同氏は日本迷走を見抜
いているのだろう』(以上、産経新聞より)と。

2011/04/18

Hiroshi Hayashi+++++++May. 2011++++++はやし浩司・林浩司

【BW小学1年生クラス】

●連算を教える(繰り上がりのある足し算)

++++++++++++++++++++

新小学1年生、2回目のレッスン。
この時期、子どもはやや荒れた状態になります。
この状態が数か月つづき、やがて少しずつ
落ち着いてきます。

今は様子をみます。
子どもによっては、神経疲れを起こします。

で、今日は、連算を教えてみました。
このあたりで種まき的に「繰り上がりのある足し算」
を教えておくと、やがてそれが子どもの脳の中で
ふくらみ、それを本格的に教えるとき、簡単に
理解してくれるようになります。

大切なことは、「楽しませること」。
そうした思いが、やがて子どもを前向きに引っ張って
いきます。
2011/04/19

++++++++++++++++++++

●新小学1年生クラス(2011年4月19日)

(1)



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Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●オーストラリア旅行、追記



Hiroshi Hayashi+++++++April. 2011++++++はやし浩司・林浩司

●交錯する迷い(楽観論vs悲観論)

++++++++++++++++++

「日本はだいじょうぶ」という思い。
「日本はもうだめだ」という思い。
このところいつもこの2つが、交互に
心の中に現れては消える。

「日本は貧乏国になる」と言い切った、
アメリカ政府高官。
「日本はこのまま二流国になる」と
言い切った、中国政府高官。

この先、この日本はどうなるのだろう?
心配と不安。
それを考えると、どうしても気分が
重くなる。

++++++++++++++++++

●田丸先生よりの追伸(2011/04/22)(楽観論)

林様: Nature はいい雑誌ですけれど、他にも沢山の雑誌があります。本当に優れた論文
かどうかは 引用文献数を見ていれば解ります。光合成で電荷が移動するのは常識です。炭
酸ガスを還元する反応ですから。電子と炭酸ガスが反応して還元されて光合成が起こるの
です。確かに光合成は興味深い反応ですが、これまでもノーベル賞も出ています。よく勉
強をしていますね。頑張って下さい。田丸謙二

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

 このメールの中で、田丸謙二先生は、「光合成の原理」について、一言で説明している。
「電子と炭酸ガスが反応して還元されて光合成が起こる」と。

 もしこのメカニズムを人工的に操作できるようになれば、つまり光合成が人工的にで
きるようになれば、人類は地球温暖化の問題と、食料不足の問題を、同時に解決すること
ができる。
端的に言えば、空気中の二酸化炭素を使って、食料を生産する。
もちろんエネルギーとしても、利用できる。
田丸謙二先生は、将来的には化石燃料(ガソリンなど)は枯渇し、アンモニアを主体とし
た燃料体系になると予測している。

 今まさに、その実現に向けて、研究が一歩一歩、前進しつつある。
田丸謙二先生を師とするグループが、現在、しゃかりきになって、その研究に取り組んで
いる。
これはまさに希望。
私たちが今、もっとも注目すべき研究分野は、この分野ということになる。

Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●ホテル・旅館業(悲観論)

 日本経済新聞は、こう伝える。

『大手ホテルチェーンが宿泊料金の実質値下げに相次ぎ動き始めた。プリンスホテルや藤
田観光は連泊客を対象に正規料金比で6〜8割安いプランを発売。JR東日本グループで
もインターネット限定で同4〜6割引きの商品を売り出したホテルもある』(日本経済新
聞・4月22日)と。

 旅行先を選ぶとき、私は「ジャラン」とか「ゆこゆこ」を利用している。
「楽天トラベル」も便利。
ネットで検索。
そのまま申し込める。
料金も安い。
が、このところこの世界にも異変が起きている。
こんなことがあった。

 2週間ほど前のこと。
オーストラリアの友人が来るということで、近くの温泉旅館に予約を入れた。
3人2部屋ということで、料金は、5万円弱。
ポイント割引を使ったが、それでも4万5000円前後。

 が、先週の末、その旅館へ行ってみて、びっくり。
こういう時期だから……と思っていたが、ものすごい混雑。
「?」と思って聞いてみると、「いつもこうです」と。

そんなはずはない……?

 で、家に帰って再度ネットで調べてみる。
するとこんなことがわかった。
その旅館では、「直前割引」というのを実施している。
土曜日の宿泊についてのみだが、その前日〜に申し込むと、1泊8000円!
同じ宿泊条件で、8000円!

 つまり2週間前に予約した方が、割高。
割高というより、2倍!
ただし直前割引をするかどうかは、あくまでも旅館次第。
いつもしているわけではない。
「客が少ない」と判断すると、直前割引をそのつど実施する(……らしい)。

 が、こうした異変は、あちこちのホテルや旅館で起きている。
数年前に泊まった、愛知県のKR観光ホテルでも、一泊8000〜9000円で泊まれる。
その温泉街では、最高級旅館。
数年前に泊まったときには、正月ということもあり、1泊2万3000円前後だった。
利用する私たちとしてはうれしいが、あまり安いと、かえって気が引ける。
泊まっていても、落ち着かない。
言い換えると、この業界も、死にものぐるい。
生き残りをかけた、最終局面を迎えている。

 それがわかるから、かえって暗い気分になってしまう。

(付記)

 そう言えば、今回、その温泉旅館に泊まってみたが、料理の質があまりよくなかった。
うまくごまかしてはいたが、やはりそれだけの料理。
「安いからいい」と思って泊まるのは、やはり考えもの?

 このままでは旅館業、ホテル業は、共倒れになってしまう?


Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司



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 はやし浩司のホームページ http://www2.wbs.ne.jp/~hhayashi/
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【福島県・宮城県のみなさんへ】
Japanese Folk Songs in Fukushima & Miyagi-pref.

++++++++++++++++++

いつかすぐ、また元気な歌声を
聞かせてください。

今度は、みなでいっしょに
歌いましょう。

++++++++++++++++++

●福島県民謡より「新相馬節」(A beautiful folk song in Fukushima)




●福島県民謡より「会津磐梯山」



●福島県民謡「相馬盆歌」



●宮城県民謡「大漁唄い込み」(A most well-known folk song of Miyagi in Japan)



●宮城県民謡「長持唄」



●宮城県民謡「斎太郎節」



●宮城県民謡「お立ち酒」



Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●日本の歌「ふるさと(故郷)」



●日本の歌「ふるさと(故郷)」



Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●私たちは負けない!(We shall overcome)



Hiroshi Hayashi++++++はやし浩司

●福島県、宮城県のみなさんへ

 今の私は、福島県や宮城県の民謡を、涙なしには
聞くことができません。
そんな人間が、浜松市にもいることを、どうか
忘れないでください。

                  浜松市    はやし浩司 








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誠司とともに、満6歳(2008年8月)

「ファミリス」より転載(静岡県教育員会・学校向け発行雑誌)

●月刊「ファミリス」2011年3月号より、Q&A by はやし浩司 「ファミリス」のお申し込みは、静岡県内……各学校の担任の先生まで、 それ以外の方は、静岡教育出版社……電話 054−281−8870 定価 300円(月額) ●BLOGタイトル最前線の子育て論byはやし浩司 img131 img132 img133 img134 Hiroshi Hayashi+++++++JAN. 2011++++++はやし浩司・林浩司 読みづらいときは、画面上で、ダブルクリックしてみてください! img084 img085 img086 img087 img088 img089 img090 img091 img092 img093 img108 img109 img119 img120 ●子育て相談  雑誌「ファミリス](2010年7月号〜)より転載。 小さくて読みにくいときは、左ダブルクリックしてみてください。 img067 img068 img069 img070 img071 img072 img073 img074 img082 img083

BW教室からのご案内

●生徒さんを募集しています。
 一度、お子さんといっしょに、
 見学に、おいでになりません
 か。

●見学は、452−8039(浜松)
 まで。(常時留守番電話にな
 っています。)

詳しい内容は……

BW教室への見学
の申し込みは……●

説明会・見学会は、3月に
予定しています。また連絡します。


BW教室の案内書……●
(ダウンロードにしばらく時間が
かかることがあります。)
BWの飛び級について……●


今年度も、順調に、新学年が始まりました!(08年4月撮影・金・第3クラス)



BW教室へのお申し込みは……










【BW教室】公開教室、2010年10月号……●
お子さんといっしょに、ご覧ください!

【BW幼児教室】byはやし浩司 今日は、幼児クラスで、(1)筆算、(2)三角形の面積、(3)100を超える数を、 教えてみました。 結果は、ご覧の通り。 「幼児に筆算!」と、驚かれる人は、(疑問に感じられる人も)、まずこのYOUTUBE をじっくりと見てほしい。 その上で批評してほしい。 子どもたちの笑い声+可能性に着目してほしい。



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